こんばんは。
ウズベキスタン旅行記の続きです。
前回の記事は
こちら(ウズベキスタン旅行記② 1日目~タシュケント)になります。
今日から本格的なウズベキスタン観光になります。
ちなみに今回の旅行(ファイブスターさんのツアー)は、ホテルや交通機関等の旅程は決まっていて、各地に着いてからは完全自由行動タイプのものです。
毎回決まった時間にドライバーさんが迎えに来て目的地に連れて行ってくれるので楽ちん~♪
しばらく完全な個人旅行ばかりだったので、この楽さと安心感に感動。
個人旅行だと空港から市街地とか、ホテルから駅とかそういう移動自体が一つのイベントで気を取られてしまうので毎回地味に時間と体力を消耗するんですよね。
今回そういう煩わしさがなかったので観光に集中できてよかったです。
さて、この日は朝イチで電車でタシュケントからサマルカンドに移動するので早起き。
まだホテルの朝食の時間前ですが、早く発つ宿泊客のために簡易的な朝食が用意されてます。
大広間みたいなところにずらーっと食べ物が並んでいます。

ドライフルーツが充実していました。

簡易的と言ってもオムレツ焼いてくれる人がいないのとホットミールがないだけで朝なら十分な内容です。
格安ツアーなのによいホテルでラッキーでした。

そしてこれがタシュケントの鉄道駅外観。
デザインがかっこいい!!
駅に入るのにはパスポートチェックや荷物検査などがあって厳重です。
その辺は旧ソ連国だなという印象。
でも係の人は礼儀正しくフレンドリーで全然横柄な感じではなかったです。

外観は立派ですが、中は暗くて改札もないので電車が来るとみんな一斉にドアのところに押しかけるスタイル。

そしてこれが今回の旅行で楽しみの一つだった、ウズベキスタンが誇る高速鉄道、アフラシャブ号!

海外のちょっといい電車って楽しいですよね。
バスと違って電車はそれほど疲れないし。
これはスペイン製らしいですが、去年スペインの高速鉄道に乗って乗り心地の良さはお墨付きだったので余計に楽しみでした。
そして指定席の切符を見せて乗り込んだ先はなぜかVIP車両。
格安ツアーなのにいいのかしら?
ファイブスタークラブさん、5つ星の名前は伊達じゃないです(笑)
多分普通席が取れなかっただけでしょうが嬉しいサプライズですね。
席はゆったりとした黒い革張りのソファで窓も大きくて景色がよく見えます。
テーブル席を挟んでお向かいは別のツアーに参加されている日本人のご夫婦でした。
4日間くらいの弾丸旅行とのこと。

VIP席はわざわざ乗務員のお姉さんがティーポットでお茶を出してくれます。
しかもおかゆのようなものとケーキの朝食付き。
電車でこんな優雅な食事をいただくというのもなかなかないので嬉しさマックス。
ちなみにタシュケント~サマルカンドは普通席でも甘い軽食だけは無料で付くみたいです。
あ、食堂車もあって、お酒を飲みたい人はそこでビールなどが飲めます。

世界の車窓から~。

タシュケントからサマルカンドまではほとんどずっと草原地帯が広がってます。
途中大きな町は無いようでした。

そして2時間くらいしてサマルカンドに到着。

アフラシャブ号にもお別れ。2日後また乗りますが。
降りた瞬間日差しが強くてやられました。

それにしても「サマルカンド」っていう名前がもうなんとも言えない異国情緒たっぷりの響きですよねえ。
サマルカンドは別名
青の都と呼ばれる美しいオアシス都市で、昔からシルクロードの要所だったのでウズベキスタン観光のハイライトでもあります。
鉄道駅から観光地がある旧市街までは車で20分くらいです。
観光地じゃない普通の街並みはどんなかというと、やっぱりタシュケント同様整然としてて道も広くてきれいです。

かと言って無機質ではなく、建物もイスラムの曲線的なデザインが取り入れられていてかわいいです。
建築の美的センスが高い国だなと思いました。

そしてホテル到着です。
今回泊まるのは
Arba Hotelという小じんまりとした三ツ星ホテル。
サマルカンドの新市街の方にあり、旧市街の観光スポットからは歩きだと30分くらいかかります。
石造りの佇まいがかわいいですね。

ロビーも内装がおしゃれ。

お部屋もシンプルですが広くて清潔で快適でした。

この時点でお昼前だったので早速街歩き開始です!
サマルカンドはオアシスなので緑が多くて涼しいです。
今回訪れた都市の中ではサマルカンドが一番涼しかったです。
大きな公園が所々にあってきれいですが大き過ぎて歩くのが大変。

ここも街並みがきれい。

道路にゴミとか落ちて無いし、ごちゃごちゃしてなくてやっぱりアジアというよりヨーロッパにいるみたい。
飾ってあるお花の植木鉢もかわいい。
乾燥してるからか、スプリンクラーがいたる所にあって水が出ていました。
景観とかに対する美意識高いんだろうな~。

まずはタクシーを拾って最初の観光地の
ウルグ・ベク天文台に向かいます。
ちなみにタクシーは正確には忘れましたが激安です。
10分くらいなら100円、200円で行けるかんじです。
気になるボッタクリですが、今回私が利用した中でそういうのはありませんでした。
客引きもしつこくないしモラルが高そうで安心してタクシー利用できると思います。
旧市街の外れのアフラシャブの丘にあるウルグ・ベク天文台。
昔の天文台ですね。

敷地には小さい博物館があり、この天文台についての資料が展示されていました。
この絵のようにして天体観測を行っていたと。

これが内部です。

あ、この旅行記ですが、一つ一つの観光地の説明というか、それに纏わる歴史、作った人物についてのことなどを細かく書いてると永遠に終わらなそうなので書きませんw
あくまで私の感想レベルのことだけを主観的に書かせて頂きます~。
詳しいお話は他のサイトでいくらでも載っていますからね。
天文台はまあまあでしょうか。
時間がなければパスしても問題ないかも?
でも!ですね、この天文台の隣に美味しいレストランがあるんですよー。
レストラン
ユルドゥス。
外観も立派です。

地球の歩き方に載ってました。
ウズベキスタンはレストランがそれほど多くないので、歩き方に載っているお店とトリップアドバイザー、フォートラベルのお店がだいたい被っていて選択肢は少ないです。
歩き方によると、このレストランは国賓も招かれるって書いてあった気がします。
普通そういうレストランは敷居が高くて、予約なしじゃ入れないとか、並んでいてなかなか入れないとかありそうなものですが、ウズベキスタンはそういう心配は無用でした。
中はガラ空き。
オフシーズンってこともないだろうし、単純に観光客が少ないんですかね。
途中地元の男性が普段使いっぽく来ていましたが。
でも中庭席とかとっても素敵な雰囲気です。

ビールとウズベキスタンの代表料理の
アチク・チュチュク(トマトとキュウリとオニオンのサラダ)、
ラグマン(トマトスープベースの麺)と
シャシリク(串焼き肉)を頂きました。
アチク・チュチュクはすごくシンプルなサラダですが、なんか癖になる味で美味しくて旅行中何回もオーダーしました。
ウズベキスタン料理は油っこいものが多いのでさっぱりしたサラダが合うんですよね。

お腹が空いていたから(それと一番胃が元気だった時w)というのもあるかもしれませんが、ここのサラダとシャシリクが今回の旅行で一番美味しかった気がします。

ナンは無料でついて来たのですが、何かの香辛料なのか独特の風味があって美味しかったです。
ウズベキスタンでは食事でナンをよく食べるのですが、地方によってナンにも色々あるようでサマルカンドのナンは特に美味しいと有名とのこと。
保存がきくとのことなのでお土産に欲しいなーと思いました。
まだランチが終わった所ですが長くなったのでまた続きは次回にしますー。
読んで頂きありがとうございました。
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